新型コロナウイルスの流行をきっかけに、テレワークに切り替える会社が増えています。
しかし、自宅での作業に慣れず「集中しづらい」「生産性が落ちる」といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

そんな時には、テレワークスペースでのお仕事もおすすめです。

当記事では、テレワークスペースを選ぶポイントや大阪で利用できるおすすめのテレワークスペースをご紹介しています。
さらに、場所別のメリット・デメリットも解説しているので、選びやすくなっていますよ。

大阪市内でテレワークスペースをお探しの方は、是非参考にしてくださいね。

おすすめテレワークスペース8選をすぐに見る

テレワークに最適の場所「テレワークスペース」とは?

テレワークスペースとは
テレワークと聞くと、自宅やカフェで仕事を行うことを想像しがちですが、世の中にはテレワーク向けの「テレワークスペース」というものもあります。
テレワークスペースは有料制となっており、料金を支払うことで仕事を行う場所を借りることが可能です。

テレワークスペースには、完全個室のものや広い空間を共同で利用するものなど、様々な形があります。

緊急事態宣言下などでオフィスを利用できない場合は、このようなテレワークスペースを活用してみるのも良いでしょう。

テレワークスペースを選ぶポイント!必要条件は?

テレワークスペースを選ぶポイント
次に、テレワークスペースを選ぶポイントを解説します。

インターネット環境(有線・WiFi)

インターネット環境はテレワークを行う上で、必ず必要になります。
インターネットを利用できなければオンライン会議はおろか、ブラウザ検索すらできません。
テレワークスペースには大抵インターネット環境が整っているので、ネット利用の可否については心配しなくても大丈夫です。

ただし、施設によってはWiFiの速度が物足りないこともあるので、前もって確認しておくことが大切です。
また、テレワークのインターネット通信が不安な場合は、自身のポケットWiFiを利用するのもアリでしょう。

電源がある

テレワークスペースで長時間仕事をするような場合には、電源が必須です。
大抵の方は、自身のノートパソコンや携帯を利用すると思いますが、その際に充電できると安心です。
ほとんどのテレワークスペースにはコンセントがありますが、念のため事前に調べておきましょう。

電話やビデオ通話が可能

テレワークスペースの中には、会話禁止のところもあります。
そういった場合は、電話の利用やビデオ通話に適していません。
そのため、施設内で会話が可能かどうかを、あらかじめ確認する必要があります。

中でも個室が利用できる所なら、周囲の音や会話が聞かれる心配もなく、電話やビデオ通話が可能です。

自宅からのアクセス

テレワークが推奨されている状況下では、できるだけ自宅近くのテレワークスペースを利用したいです。
テレワークスペースが自宅から近ければ頻繁に通いやすく、交通費も抑えられます。

また、駅からのアクセスも注目すべきポイントです。
テレワークスペースを探す際は、通いやすい場所にある施設を見つけましょう。

営業時間(利用可能時間)

テレワークスペースの営業時間は、24時間営業の場所もあれば、夜中は利用できないなど、施設によって異なります。
例えば、仕事をしたい時間に空いているかどうかなども、重要なポイントです。
そのため、営業時間もしっかりチェックしておきましょう。

テレワークができる場所別メリット・デメリット

テレワーク 場所別メリット・デメリット
テレワークができる場所には、いくつか種類があります。
ここからは、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。

ホテル(デイユース)

メリットデメリット
・完全個室でセキュリティ性が高い
・集中しやすい
・設備が充実
・費用が割高
・インターネット環境が整っていない可能性がある

ホテルは完全個室で集中しやすく、設備もしっかりしているのがメリットです。
また、ジムや大浴場付きのホテルなら、息抜きの際や仕事後にそれらを利用することができます。

一方、テレワークのために利用すると考えると、費用は割高だと言えます。
また、施設によってはWiFiがなかったり、インターネットが有料だったりする場合もあるので、その点には注意しましょう。

カフェ

メリットデメリット
・費用が安い
・予約なしに気軽に利用できる
・電源が必ず確保できるとは限らない
・騒がしい
・セキュリティ性が低い
・長時間滞在しづらい
・WiFiが無い可能性がある

テレワークする場所として馴染み深いのが、街中のカフェです。
カフェは滞在費が食費のみで、予約も必要ありません。

ただし、仕事をするためのテレワークスペースと比べると、デメリットが気になります。
そして、電源が確保できるとは限らず、周囲も騒々しいため、場合によっては仕事場として利用するのは難しいでしょう。

コワーキングスペース

メリットデメリット
・仕事に必要な設備が整っている
・小長時間利用できる
・他者とコミュニケーションが取れる
・他者の話し声やタイピングなどの音が気になることも
・近くに無い可能性がある(アクセスしにくい)

コワーキングスペースは、複数人が共同で利用するテレワークスペースです。
1つの施設内で、多数の人がそれぞれ仕事を行うことができます。

コワーキングスペースでは、仕事を行いやすく会話も可能なので、コミュニケーションの場として利用する方もいます。
ただし、郊外には少ないので、アクセスがしづらい方も多いでしょう。
また、静かな空間で仕事をしたいという方にも、向いていません。

貸し会議室

メリットデメリット
・多人数で利用できる
・ミーティングができる
・一人で利用するには割高
・継続利用できない
・予約が必要

多人数で利用したい場合は、充分なスペースがある、貸会議室がおすすめです。
会議室なので、ホワイトボードなどミーティングを行うための設備が整っています。

その反面、料金面などを考えると1人で利用するのには向いていません。

レンタルスペース

メリットデメリット
・多人数で利用できる
・セキュリティが保たれている
・一人で利用するには割高
・自宅感があって、仕事に集中しづらい
・仕事に必要な設備が揃わない

レンタルスペースはマンションの一室のようになっており、イベントなどにも利用できます。
貸会議室と同様、レンタルスペースも多人数で利用可能です。

こちらも多人数向けの施設なので、1人での利用にはコスパが悪いと言えます。
また、仕事用として作られていないので、設備が整っていない可能性もあるでしょう。

カラオケボックス

メリットデメリット
・セキュリティが保たれている
・飲食できる
・プロジェクターが利用できる場合もある
・他の部屋の音が聞こえる
・机と椅子が仕事用ではないので、長時間作業には厳しい
・フリーWiFiだとセキュリティが心配

カラオケボックスは、

新型コロナウイルスの影響が広がる前から、テレワークスペースとして利用されていた施設です。
カフェと同様飲食ができるため、仕事のついでに昼食や夕食も済ませられます。

ただし、他の部屋から歌声が聞こえたり、設備が不十分だったりなど、仕事を行うスペースとしては少々物足りない面もあります。
集中して仕事をしたい場合は、コワーキングスペースや貸会議室などを利用しましょう。

大阪市内のおすすめテレワークスペース8選

大阪市内のおすすめテレワークスペース8選
続いて、大阪市内にあるおすすめのテレワークスペースをご紹介します。
テレワークをする場合は、これらの仕事専用スペースを活用するのがおすすめです。

キャビNET 心斎橋店

キャビNETは24時間営業なので、時間に縛られずに利用できます。
完全個室でセキュリティがしっかりしており、集中できる環境が整っている点がポイントです。

利用料金1人400円~/1時間
所在地〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋1-5-27 福太郎心斎橋ビル4F-5F
最寄り駅・アクセス心斎橋駅7番出口から徒歩1分
なんば駅25番出口から徒歩6分
営業時間24時間
予約ドロップイン可
定員2人
個室完全個室
インターネット環境あり
コンセントあり
ホームページhttps://cabinet24.jp/

ひふみミニマルオフィス(天満橋)

ひふみミニマルオフィスは、宿泊施設を改装することでつくられたテレワークスペースです。
設備が整っており、料金も安いので、天満近くでテレワークスペースをお探しの方はご検討ください。

利用料金1人300円~/1時間
所在地〒530-0043 大阪府大阪市北区天満2-1-25
最寄り駅・アクセス天満橋駅から徒歩4分
営業時間8:00~24:00
予約予約必須
定員3人
個室完全個室
インターネット環境あり
コンセントあり
ホームページhttps://crewtone.jp/portfolio/airtcle15/

コモンルーム (梅田店・中津店)

コモンルームは、梅田駅からすぐの場所にあります。
コワーキングスペースやレンタルオフィス、貸会議室など、提供されているサービスが豊富です。

利用料金1人500円~/1時間
所在地〒530-0012 大阪市北区芝田2-8-11 共栄ビル3F(梅田店)
〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3-15-5 TKビル2F(中津店)
最寄り駅・アクセス梅田駅から徒歩3分(梅田店)
梅田駅から徒歩12分(中津店)
営業時間9:00~19:00
予約ドロップイン可
定員8人
個室個室プランあり
インターネット環境あり
コンセントあり
ホームページhttps://common-room.jp/umeda/

ビズコンフォート(梅田・本町・難波etc)

ビズコンフォートは、コワーキングスペースとレンタルオフィスが一緒になった施設です。
高速の光回線が導入されているため、WiFiの速度が気になる方におすすめです。

利用料金1人500円~/1時間
所在地〒530-0057大阪府大阪市北区曾根崎2丁目8-5 お初天神EAST BLDG 3F~8F(東梅田)
最寄り駅・アクセス梅田駅から徒歩7分(東梅田)
営業時間24時間
予約ドロップイン可
定員8人
個室個室プランあり
インターネット環境あり
コンセント1人1個あり
ホームページhttps://bizcomfort.jp/osakafu/higashiumeda.html

ひとり会議室(梅田・本町・心斎橋etc)

ひとり会議室は、他の人と相席で利用するコワーキングスペースです。
多人数用の貸会議室やセミナー会場がパーテーションで区切られており、それぞれのスペースが利用できます。
また、相席が苦手な方向けの個室プランもあるので、用途に合わせて選択可能です。

利用料金1人300円~/1時間
所在地〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目12−17 梅田スクエアビル12階(大阪駅前)
最寄り駅・アクセス大阪駅から徒歩2分(大阪駅前)
営業時間9:00~22:00
予約ドロップイン可
定員4~63人
個室個室プランあり
インターネット環境あり
コンセントあり
ホームページhttps://www.hitorikaigi.com/

勉強カフェ(梅田・本町)

勉強カフェは月額制のコワーキングスペースです。
利用には年齢制限があり、22歳以上の方だけ利用できます。

利用料金月額3,950円~
所在地大阪市西区阿波座1-3-18エッグビル5F(本町店)
最寄り駅・アクセス本町駅から徒歩1分(本町店)
営業時間6:30~24:00
予約ドロップイン可
定員不明
個室個室プランなし
インターネット環境あり
コンセント1人1個あり
ホームページhttps://benkyo-cafe-osaka.com/

CELL(心斎橋)

1人で黙々とテレワークしたい方には、CELLがおすすめです。
ドロップインが可能なので、予約していなくても気の向いたときに利用できます。
仕事だけでなく、読書や勉強など、一人で何かしたい時におすすめです。

利用料金1人495円~/1時間
所在地大阪府大阪市中央区南船場4-7-21 オーガニックビル 5F
最寄り駅・アクセス心斎橋駅からすぐ
営業時間9:00~21:30
予約ドロップイン可
定員1人
個室完全個室
インターネット環境あり
コンセント1人1個あり
ホームページhttps://cell502.doonn.co.jp/

テレキューブ(梅田・京橋・新大阪)

テレキューブでは、電話ボックスの様な形で設置されている簡易型のテレワークスペースです。
駅などアクセスしやすい場所に設置されていることが多く、急遽仕事をする必要ができた時にすぐに利用できるのでおすすめです。

利用料金1人1,000円~/1時間
所在地大阪市内各所
設置場所検索はこちら
最寄り駅・アクセス梅田・京橋・新大阪・天王寺
営業時間8:00~21:00(梅田)
予約予約必須
定員1人
個室完全個室
インターネット環境なし
コンセント1人1個あり
ホームページhttps://telecube.jp/

テレワークスペースに関するQ&A

テレワークスペースに関するQ&A
ここからは、テレワークスペースに関するよくある質問とその回答をご紹介します。

テレワークスペースは予約必須なの?

予約が必要かどうかは、施設によって異なります。
予約なしで利用することをドロップインといいますが、ドロップインが可能なのは、部屋や席に空きがある場合です。

テレワークスペースによっては予約必須の場合もあるので、利用したい場所が決まったら確認しておきましょう。

個室は複数人で利用しても良いの?

施設によっては、広い個室なら複数人で利用しても大丈夫な場合があります。
利用する施設の定員をチェックし、記載がない場合は問い合わせするのが確実です。

飲食の持ち込みはしてもいいの?

飲食に関しては施設ごとに決まりが違うので、要確認です。
とはいえ大抵の場合、飲み物は大丈夫です。

ペットボトルなどのフタ付きのみ可能など、指定がある場合もあるので、利用前に確認してください。

テレワークに最適な場所まとめ

テレワークに最適な場所まとめ
最後に、当記事の内容をまとめます。

  • テレワークには、設備が整ったテレワークスペースがおすすめ。
  • テレワークスペースを選ぶ際は、インターネット環境、アクセスのしやすさなどに注意する。
  • コワーキングスペースや貸会議室、レンタルスペースはテレワーク向き。
  • 施設によって利用ルールが異なるため事前にチェックする。

大阪市内には、様々なテレワークスペースがあります。
ドロップインが可能なところも多いので、是非利用してみてはいかがでしょうか。

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