ホームページを制作する場合、その費用が気になりますよね!制作会社に依頼することはもちろん、自分で作る場合でも完全無料でのホームページ制作は難しいです。
ホームページ制作にかかる費用とは?
これからホームページ制作を行う方に、料金や流れ、おすすめツール・失敗しない制作会社の選び方など、現役のWEBデザイナーが詳しく解説します。
そもそも自分で作れるのか、制作会社に依頼するメリット・デメリットなどもご紹介するので、是非参考にしてください!
そもそもホームページ制作は自分でできるの?
これからホームページ制作を行う方の中には、自身で作成できるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、自分自身の力だけでも、ホームページ作成はできます。
その場合は、誰でも使える無料のツールを活用し、勉強しながら制作を行うのがおすすめです。
ただし、プロが手掛けるような整ったホームページは、十分に知識がないと作れません。
しっかりとしたホームページを作りたい場合は、制作会社に依頼するのがおすすめです。
制作会社に依頼/自作するメリット・デメリット
ホームページを制作する方法は、制作会社に依頼するか自作するかのどちらかです。
両者には以下のようなメリット、デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
制作会社 | ・クオリティやセキュリティがしっかりしている。 ・公開日に間に合うよう計画的に作ってもらえる。 ・ホームページ制作の作業を一任でき、負担を回避できる。 | ・費用がかかってしまう。 ・サイトの更新に時間がかかる場合がある。 |
自作 | ・自分の好きなように制作できる。 ・費用があまりかからない。 ・サイトを手軽に修正、更新できる。 | ・作業量が多く大変。 ・センスのあるサイトを作るのは難しい。 ・独自性の低いサイトになりがち。 ・SEO対策の知識も必要になる。 |
制作会社に依頼する場合、完成物のクオリティは信頼できます。
作業は全て業者に任せられるので、依頼した側のやることは会議の場で要望を伝えるなどのやり取りで、ほとんど負担がかかりません。(場合によっては企業側で記事を準備する必要もあります。)
ただし、その分費用がかかってしまうという懸念点もあります。
一方、自作だと費用を抑えることが可能です。
また、自分の好きなようにカスタマイズし、サイトが作れるといったメリットもあります。
しかし、クオリティの高いホームページを作るのは難しく、知識がなければシンプルでありきたりなサイトとなってしまいます。
作業の負担がのしかかってくる点にも、注意しましょう。
業者に依頼するのがおすすめな人
以下のような方は、ホームページ制作を制作会社に依頼するのがおすすめです。
- 知識がなく、ホームページ制作のことが全然わからない。
- デザインの整った、オリジナルのホームページが欲しいと考えている。
- 集客することを目的にホームページを作ろうとしている。
- ホームページに独自のシステムを導入したい。
自作するのがおすすめな人
一方で、以下のような方は制作会社に依頼するのではなく、自分でホームページを作った方が良いでしょう。
- ホームページ制作の知識がある。
- とりあえず形だけのホームページがあれば十分だと考えている。
ホームページに求める内容によって、業者に依頼するか、自身で作成するか決めましょう。
また、ホームページを作成せずにSNSをホームページの様に利用して発信するという方法もあります。
インターネットで活用できるのは Web サイトだけではありません。すでに Facebook や Twitter などの SNS を利用している人も多いでしょう。それぞれに一長一短があるので、目的に応じて使い分けましょう。発信する情報を広く拡散したいなら、 SNS の活用も有効です 。
引用元:Web 虎の巻
Facebook、Twitter、instagramなどの有名SNSでは、ビジネス用のページ作成やアカウント設定もできるので、そちらも検討してみましょう。
ホームページ制作にかかる費用相場は?
次に、ホームページ制作の費用相場を解説します。
制作会社に依頼する場合の費用相場
制作会社に支払う費用は、作ってもらうサイトのクオリティによって変わります。
通常なら制作費用は20~30万円となります。
しかし、オリジナルのデザインにしてもらおうと思うと30万円以上かかる場合も多く、加えて独自のシステムを導入するなら100万円近くかかることも珍しくありません。
中には、テンプレートデザインを活用したシンプルなサイト制作プランもあり、その場合は3~10万円と、費用をかなり抑えられます。
自分でHP制作する場合にかかる費用
自分でホームページを制作する際にかかる費用は、ドメイン代とサーバー代です。
ドメイン代は、約1,000~3,000円が年間でかかります。(ドメインの種類により変わります)
サーバー代は2,000円弱~40,000円が大体の相場です。
作成するページ数など、必要とする容量によって変わりますが、個人で制作できるホームページであれば、高くても年間10,000円以内には収まるでしょう。
自作する場合、基本的にそれ以外の費用はかかりません。
また、ドメインやサーバーが含まれる無料ホームページサービスを利用する場合は、完全無料です。
ただし、費用を抑えられる分作業量は多くなり、制作に割く時間が必要になります。
【依頼するなら】失敗しないホームページ制作業者の選び方
続いて、業者に依頼したい方にホームページ制作会社の選び方を解説します。
同じ地域の制作会社を選ぶ
ホームページ制作会社に依頼するなら、自社と同じ地域にある業者を選ぶのがおすすめです。
同じ地域なら、ホームページ制作の打ち合わせも気軽に行えて、何かあった時の対応も早く行えます。
遠くの業者に依頼してWEBミーティングを行うという方法もありますが、直接会って話した方が依頼者の意向を伝えやすいです。
また、企業や店舗などのホームページなら、直接訪問した方が質の高いホームページを制作できます。
費用だけに注目しない
ホームページ制作のコストはできる限り抑えたいですが、安易に安い業者を選ぶのは注意です。
安いサービスだと、サポートが十分ではない可能性があります。
また、必要なサービスを受けるための、追加費用を請求されるケースもあります。
費用にこだわりすぎず、サービス内容をしっかりと見てから依頼しましょう。
依頼する前にまず見積もりを出してもらい、チェックするのがポイントです。
目的に合った会社を選ぶ
ホームページ制作を依頼するときは、自社の目的に合った会社を選ぶことが大切です。
「集客を重視したい」「デザイン性に優れたサイトを作ってもらいたい」など、業者を探す前にまずホームページを作る目的を明確にしましょう。
制作会社にも様々な種類があり、得意分野も異なります。
SEO対策が得意な会社もあれば、安さを売りにしているところもあります。
そのため、自身の目的と業者の得意分野が一致していることが大きなポイントです。
そして、業者選びに失敗すると、せっかく費用を費やしてホームページを作っても、思ったような結果を得られない可能性があります。
下調べを行って業者の特徴を把握したうえで、依頼業者を決定しましょう。
ホームページ制作費用に使える補助金・助成金はある?
ホームページ制作にかかる費用は決して安いとは言えません。
少しでも費用を抑えたいと考えている方は、補助金や助成金を利用するのがおすすめです。
例えば、中小企業向けの小規模事業者持続化補助金を利用すれば、ホームページ制作にかかった費用のうち3分の2を補助してもらえます。(上限50万円)
中小企業生産性革命推進事業として実施している「小規模事業者持続化補助金」において、新型コロナウイルス感染拡大の影響を乗り越えるため、生産性向上に取り組む事業者向けに補助上限等を引き上げた「コロナ特別対応型」を新たに設けました。
引用元:中小企業庁:令和2年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」の「コロナ特別対応型」の申請受付が開始されました
また、より規模の大きいIT導入補助金というものもあります。
IT導入補助金で支援してもらえるのは依頼費用の半額で、最大450万円までとなっています。
それぞれ、適用条件があるので、確認して利用できるか確認してみましょう。
【自作するなら】おすすめの無料ホームページ制作ツール3選
もしホームページを自作する場合は、以下のような無料ツールがおすすめです。
WordPress
WordPressは、有名なホームページ制作ツールです。
世界中で利用者が多く、初めてホームページを作るという方にもおすすめです。
また、WordPressにはデザインテンプレートが豊富に用意されています。
サイトをカスタマイズしやすいため、知識のある上級者の方にも愛用されており、大手企業やWEBメディアの運用などでも広く利用されています。
なお、WordPressを利用する場合は、サーバーやドメインを自身で準備する必要があり、設置も自分で行わなければなりません。
そのため、利用には少し知識が必要となります。
Wix
Wixも利用者の多いツールです。
Wixの特徴は、WEBの知識のない方でも簡単にサイトを作れるところです。
HTMLやCSSについて詳しくなくても、マウスを使ってパーツを動かしながら、直感的な操作でサイトを作っていけます。
そのため、ホームページ制作の知識に自信のない方は、まずWixを利用してみるのが良いでしょう。
ただし、無料版だとWixの一部機能は制限されます。
有料プランでないと独自ドメインの設定や解析に必要なGoogleアナリティクスの設置ができないため、注意が必要です。
Jimdo
最後にご紹介するのがJimdoです。
JimdoもWixのように、簡単にホームページを作れるところが魅力となっています。
特筆すべきは、ジンドゥーAIビルダーという独自機能です。
ジンドゥーAIビルダーを利用することで、マウスの操作によってサイトを作れるほか、質問に回答する形で自動的にホームページを作り上げられます。
一方で、規模の大きいサイトは作りづらいというのが、Jimdoのデメリットです。
また、無料版では独自ドメイン設定などの機能を使えないということも覚えておきましょう。
ホームページ制作まとめ
最後に、当記事で解説してきた内容をまとめます。
- 制作会社と契約してホームページを作ってもらう以外に、無料ツールを使ってサイトを自作するという選択肢もある。
- 制作作業を全て業者に任せたい場合は、制作会社に依頼するのがおすすめ。
- 知識が十分にあるなら、自分でサイトを作るのもアリ。
- 制作会社に依頼する際は、目的に合った業者を選ぶのが重要。
- ホームページ制作を依頼する際に使える補助金や助成金がある。
サイトを自作するのが難しいと判断した場合は、ホームページ制作会社に相談してみましょう。
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